電子カルテとは

電子カルテとは、診療・看護・介助などの健康に関する記録を、電子化した医療情報です。一言で言ってしまえばこのようなことになりますが、IT化の波は保健医療の世界にも急速に広がってきています。オーダリングシステムと直結した電子カルテは、受付から診療内容、処方した薬がリアルタイムで薬剤部に伝わり、会計、薬待ち時間の短縮にもつながります。
  また、患者にパソコンの画面を見せながら説明するような診察スタイルをとる医師が増えてきた。

一言で電子カルテとは、と問い掛けられても、そのメリットは一言で語れるものではありません、では電子カルテのメリットとは。

 

 

医療情報システム構築のための達成目標

    ・ 電子カルテ

  • 平成16年まで/全国の二次医療圏毎に少なくとも一施設は電子カルテシステムの普及を図る
  • 平成18年まで/全国の400床以上の病院の6割以上に普及、全診療所の6割以上に普及

    ・ レセプト電算処理システム

  • 平成16年まで/全国の病院レセプトの5割以上に普及
  • 平成18年まで/全国の病院レセプトの7割以上に普及

 

保健医療分野の情報化にむけてのグランドデザイン

情報技術(IT)を活用した望ましい医療の実現を目指して、平成13年12月に最終提言が発表されました。
このグランドデザインでは、(1)患者の選択の尊重と情報提供、(2)質の高い効率的な医療提供体制、(3)国民の安心のための基盤づくりの3つを柱とする「医療の将来像」が提示されており、目標達成の戦略として、平成16年度までに「全国の二次医療圏毎に少なくとも一施設は電子カルテの普及を図る」、平成18年度までに「全国の400床以上の病院の6割以上の普及、全診療所の6割以上に普及」させることが達成目標として明示されています。

 

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